2015年11月05日



兵庫県多可町加美区市原
前回、市原峠から千ヶ峰へ登ったのは'07年9月であり、8年振りに同コースを歩きたくなった。
千ヶ峰に登るには多くのコースがあるが、市ヶ原峠から始まる”市原コース”が一番楽で展望
も良いと認識している。
千ヶ峰市原コース
山登りでは無いと怒られそうな楽チンコースであるが、誰に批判され様が自分では大好きなコースである。前回はガスの中だったが、今日は晴天の涼しい中を歩けたので、ますますお気に入りのコースとなってしまった。
竜ヶ岳に向う
市原コースが余りにも楽チンだったので山歩きとしては物足らず、4年振りの竜ヶ岳に登ってみる。
    標高差:235m
累積標高差:358m
〔047〕千ヶ峰 (1,005m)
Road Map :R427沿いの加美区轟から林道に入り市原峠の登山口駐車場に向う。
Route Map:市原峠の登山口から山頂を往復する。
登り:43分
下り:40
コースタイム:1時間36分(休憩時間13分含む) 
せんがみね
市原峠の駐車場に着くと8年前と大きく様子が変わっていた。
登山道は綺麗に整備され展望東屋も新しく建っていた。
この案内図も新しく設置されたもの。案内図には登山道ではなく遊歩道として書かれていた。市原コースは遊歩道の名前の方が相応しいと思う。
新しく建てられていた”展望東屋”であるが、展望はあまり良くなかった。
この距離表示板は昔からあるもの。遊歩道としては適当な距離であるが、標高差が少ないのが市原コースの特徴である。9時07分に登山口から
歩き始める。
市原コースは元々良い道であったが、更に自然木の階段で整備されていた。
穏やかに登って行く天空路が続く。尾根を挟んで東側は
雑木林、西側はヒノキの植林帯とはっきりと別れている。
前回はガスで見ることが出来なかった”千ヶ峰”の山頂が望めた。
かっこ良い山姿では無く、船板に投げ出されたタコに見えてしまう。
西側には竜ヶ岳から始まる山脈と篠ヶ峰、岩屋山が望めた。
14分にて二つ目の展望東屋に着く。
二つ目の展望東屋から見た千ヶ峰山頂。見慣れない方向から見ているので、まだ千ヶ峰とはピンと来ない。
”山頂まで1000m”の表示を通過する。東側への展望は木立を通して終始見えていた。
25分にて三つ目の展望東屋に着く。この展望東屋からは遮る物がない展望が得られた。
三つ目の展望東屋へは大きな尾根が伸びていた。この尾根筋に登山道があって良さそうだと思うのだが、登山道があるとの話しは聞いたことがない。
三つ目の展望東屋からは軽く下って行き、その先にはきつそうな階段道が延びていた。
山頂手前は晩秋を感じさせられるススキ原が広がる。
長い階段道が始まる。
山頂到着には後5分の距離か。
西側も東側も展望が得られる快適な階段道を登って行く。
広々とした千ヶ峰山頂に着く。どこのコースからも誰も登って来ていない。
秋を感じさせるすじ雲がいい感じで出ている。
43分にて今回で6回目となる”千ヶ峰”(1,005m)に着く。
前回の市原コースでの所要時間は40分だったので、加齢を感じる。
山頂にはベンチが三つ置いてあった。貸切の山頂で遅い朝飯を食べて休憩する。
誰か登って来てくれれば良いのだが・・・
山頂から左 ”妙見山” 中央 ”杉原川”を見る。
山頂から”笠ヶ岳”までの縦走尾根を見る。
手前のピークは”雨乞い岩”
山頂から北西方向の”竜ヶ岳””大井戸山”を見る。
この後、久し振りに”竜ヶ岳へ登ってみる。
山頂から西方向の”岩屋山”周辺を見る。
山頂から三国岳方向を見る。山頂で13分程、展望を楽しんで下山に入る。
肉眼では展望東屋がはっきりと見えていた。
登り時に気になっていた所であるが、市原コースの山頂直下まで林道が延びており”水谷西ルート”の表示がされていた。今年、新田不動滝を見に行った時に”ふるさと村”近くに登山口があったのは確認している。
長い階段道をこなす。
三つ目の展望東屋に戻る。
紅葉の名所ではないが、幾ばくかの紅葉、黄葉が見られた。
二つ目の展望東屋に戻る。誰も登って来ないと思っていたが、老夫婦と女性3人組が登って来た。みんな楽チンコースを知っているんだ。
とても尾根筋とは思えない散策道。散歩気分で下って行く。
所々では見事な紅葉も見られた。
市原コース登山口から少し登った地点にも”ふるさと村”への登山道、
”水谷東ルート”への案内板があった。登山道を覗いて見るが、ヒノキの濃い樹林帯で薄暗く歩きたいと思う登山道ではなかった。
登山口に戻る手前から見た”またに山”周辺。またに山は行く程の山ではなかったと記憶している。
関西百名山
兵庫100山』  千ヶ峰への一番楽チンな市原峠から登る。
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